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あさのよていひょう
先日の朝、息子(5歳)とバトルになりました。
どこの家でも見られる光景だと思うのですが、 『そろそろ着替えな!』『ほら、ごはん食べて』『歯磨きしたの?』 とキーキーする母と、のんびりしている子ども、というよくある図式です。 なんだか、子育てあるあるネタではあるけれど、 もう繰り返すのはウンザリだ!という気持ちになり、 一度息子と一緒に、この問題を考えてみよう、ということになりました。 それに、考えてみたら、常々口うるさく注意はしていても、 朝のスケジュールについて具体的に教えたことなんてなかった。 教えてもないのに、わかんないよなぁ。 ということで、急遽作ったのがこのおもちゃ(?) 実用性より、一緒に考えるためのおもちゃです。 出発時間から逆算すると、何時くらいに何ができていればいいのか 自分の頭で考えてみてよ、いちいち指示するのめんどくさいんだよ! というわたしの本音からできています。 カラフルな扇型のマグネットシートはひとつが5分になっています。 ちょっとわかりにくいのですが、出発時間が8:15なので、 7:15を起点として、一時間の予定を貼ることができます。 これを説明すると、しばらく考えこんだ挙句に理解したらしく、 (7:15分が起点になっているのが少し難しかったみたい) 『あー!たーのしいなぁ〜!!実験しよう!』と言い出し、 歯磨き、着替え、リュックの準備などは、どれくらいの時間でできるのか、 計測することになりました。
測ってみると、ゆっくりめに実測して、着替えに大体4分。
歯磨きは6分。(iphoneで歯磨きアプリを使っています。) リュックの準備はたった1分半で、 ごはんはしっかり30分かかりました。 この他にも途中でトイレに行ったりイレギュラーもあるので この通りに毎日やれ、というわけではないのですが、 失敗してもいいから自分の頭で考えてくれれば、わたしのイライラも収まりそう。 たぶん毎朝のバトルには、 『とにかく、大人の都合と時間に合わせてほしい』という願望が詰まっているのですが そう思うことは(一見親の押しつけに見えがちですが、)別に悪いことではないと思うのです。 家族なんだから、お互い協力しようぜ!でいいじゃん。と思う。 子どもだからって、もっとゆっくりしていいよ、できなくてもいいよ、 というのもなんか、変というかバカにしているというか。 今の自分たちのスタイルで、お互いに尊重しあって協力して 『うまいこと』やっていければそれでいい、と思います。 で、翌朝の様子ですが、まぁとにかく楽しそうでした。 『これ、◯◯くんのよてい』と夫に自慢している様子がほほえましかったです。 さて、いつまで続くかな。 素材:マグネットシート5色、紙、マグネットの貼りつくホワイトボード
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